「第38回 北海道七宝作家協会会員・公募展」の会場内で開催された「七宝体験教室」は8月29日(金)、30日(土)の2日間にわたって開催され、計3回、延63名の方が受講されました。受講者はキーホルダー、ブローチ、ネックレス等の中から好きなものを選んでオリジナルの七宝作りに挑んでいました。
受講者はミリ単位で行われる製作に苦戦しつつも、繊細な作業に集中し、イメージしたデザインを自分の手で再現する楽しみを感じているようでした。講師の親切で丁寧な指導のもと、鮮やかな七宝が焼きあがると、どの受講者も大変満足した様子でした。

砂状の釉薬を慎重にのせていきます
初めて七宝に触れる方がいらっしゃる一方、昨年の体験教室や8月5日、6日に開催した夏休み子ども七宝体験教室に訪れた方々、またそれらの評判をご家族やご友人から伝え聞き、受講される方もいらっしゃり、年々受講者層が幅広くなっているようです。

親切・丁寧な指導が好評でした
受講者の感想も満足度が高く、95%以上の方から「良かった」「また体験したい」とアンケートに記入して頂けました。中には3回すべて受講した方もいらっしゃったようです。大勢の方が七宝の魅力に浸ることのできたワークショップでした。

お洒落なチェック柄にかわいいねこ

見るだけで涼しくなる水玉
また、「第38回 北海道七宝作家協会会員・公募展」には細緻な模様の立体作品から絵画のような色彩豊かな作品まで展示され、七宝の繊細な美しさと表現方法の奥深さに、受講者をはじめ多くの観覧者が息をのんでいました。七宝のチャリティー販売も行われ、美麗なアクセサリーに最も人気が集中していました。
共催:北海道七宝作家協会